VTuberとしてこの先生きのこるためには?

VTuberとしてこの先生きのこるためには?

ハロー、こちら櫻井眞尋です。

今日は同居人の通院ということで付き添いで出掛けたんですが、その時に色々とVTuber関連の話もしました。同居人も一応VTuberとしてデビュー前なので情報交換とか意見交換とかそんな感じの話はどうしても多くなるんですね。

で、その中で色々と考えたことがありましたのでまとめてみます。

VTuberとは、何が目的なのか?

一口にVTuberと言っても色々な方がいます。人によってVTuberを始めるための動機っていろいろとあると思うんですね。既存のVTuberみたいに楽しいことしたいとか、収益化達成してお金を稼ぎたいとか、バ美肉して美少女になりたいとか、V関連のコミュニティで交流したいとか、ヴァーチャル関連の技術を学びたいとか。色々あるとは思うんですが、どの理由も等しく素晴らしいものです。

で、その中で「VTuberになることが目的」になっている方が多くないですかね?ということが同居人との話に上がりまして。

先日も貼り付けた動画ですが、烏丸さき様が「業界内のポジションには競争地位というものがあり、競争地位は『リーダー』『チャレンジャー』『フォロワー』『ニッチャー』の4つに分かれている。伸び悩んでいるVTuberには『フォロワーのフォロワー』が多いのでは?」ということを話されていました。

この「VTuberになることが目的」となっている方々って、結局のところ『フォロワーのフォロワー』を目指してしまっている形になってるよなー、と。そういう話をしていたのです。

これが元々「VTuber同士の交流が必要で、自分もVTuberの体を持つことが必要」とかであればそれでもぜんぜん構わないんですが、例えば「アイドル的な人気を得たい」とか「収益化して稼ぎたい」とか「自ら情報発信するインフルエンサーになりたい」とかだと、ちょっと違うのかなぁと。

では、どうすればよいのか?

あくまで私の考えではありますが、自分の目的を明確にすること、目的達成のためになんでもすること、情報はできる限り発信すること。この3つが重要なポイントになると思います。

目的を明確にする

自分は何のためにVTuberになるのか?ということを明確にします。先程も言いましたが自分の目的を見直してみて「VTuberとして交流したい、VTuberとしての体を持ちたい」であればぜんぜんOK、この先の話も聞く必要はありません。自分の道を歩きましょう。

そうでない方、有名になりたいとか収益化して稼ぎたいとかであればそれに応じた戦略を立てましょう。VTuber黎明期でしたら特に戦略もなしに業界の拡大とともに有名になれるルートもあったんですが、もうそういう段階ではありません。

ちなみに何をするにしても知名度が物を言うので、基本的には知名度を上げる方向で行く形になります。繰り返しになりますが、ただの暇つぶしとか交流とか、そういう目的であれば知名度は特に必要は無いですよ。

なんでもする

というわけで知名度を上げるためにはなんでもする、これが重要だと思います。なんというか、VTuberだからYouTubeだけで行動するとかそういうのは勿体なさすぎます。SNSの活用もすべきですし、可能であればブログも作りましょう。先人にはTwitter広告を検証している人もいましたがTwitter広告はうまく属性にマッチしないと最終的なコンバージョン(成果・この場合はチャンネル登録やフォロワー獲得など)に至る可能性が低いので、よく考えて使いましょう。

でもって一口に収益化と言っても、YouTubeでの収益化ってハードルが高いだけで単純にそれだけ目指してるとリソース食うだけでえらい大変だと思うんですよ。であればYouTube以外のところで収益化を実現して知名度も上げながら影響力をつけたほうが良い。

ブログがあればブログアフィリエイト、Googleアドセンスなどでの収益化が可能です。YouTubeチャンネルに500人くらい登録を集めて普段の動画の再生数が4桁行くレベルであればその集客をブログに集めたほうがよっぽど手っ取り早くお金になります。だいたいなんですかYouTube収益化条件の「チャンネル登録1000人、総再生時間4000時間」て。苦行ですよ苦行。その上で審査があって落ちると収益化できないんでしょ?なら他のメディアで稼ぎましょうよ。

ちなみにブログでの収益化はサーバー借りてWordPress構築して…って色々面倒ではあるんですが、ネット上に腐るほどノウハウ転がってるので、見ながらやれば割とできると思います。後述しますが需要あればそのあたり私からもノウハウとして出したいと思います。

情報発信する

いちばん大切なのは、動画でもブログでもSNSでも「自分の情報を発信すること」です。

例えばあなたが飲食店を開くとして。いちばん大切なことは修行して提供して味のクオリティを上げることではなく「知ってもらって来店してもらうこと」です。来店してもらわないことにはご自慢の料理も食べてもらえませんし、お金も落としてくれません。

VTuberも同様に、どんなにクオリティ高い動画をアップしても、神歌唱で歌ってみた動画上げても、見られないと再生は伸びませんしチャンネル登録されません。ですので、あらゆる方法を駆使して情報を発信しましょう。

先程の項目でも触れましたが動画だけでなくSNS、ブログも含めた形でインターネット上の全方位にあなたの情報を発射するんです。動画は定期的にアップする、配信も実施、SNSでは交流が活発な人に対して積極的に絡んでいく、ブログも定期的に更新しておく…。

そうしないと、ググっても情報出ませんし、そもそもググって出てこないものはインターネットでは存在しないものと一緒です。

※余談ですが現時点(2019/6/16)で「櫻井眞尋」でググると私関連の情報はTwitterくらいしか出てこないです…ブログのインデックス化忘れてた。この記事書いたらやります

こういったネット上での情報発信が自らの知名度を上げていき、あなたの動画やコンテンツを見てもらうためのきっかけづくりとなるのです。ちなみにGoogleに検索されやすくなるための方法ってのはWebマーケティングを学んでいくことで知ることができますので、興味あればぜひそちらも。

結局眞尋は何が言いたいのか

「VTuberの人、YouTubeチャンネルとSNSアカウントしか持ってない?」ということがまず真っ先に気になったんですね。でもって「収益化通ったー!」って報告に「おめでとー!」とかいうコメントが割と付いているのを見ていて「…苦行か?」と思ったんです。

VTuber戦略について考える眞尋
YouTubeのみでの収益化はベニテングダケくらい厳しいものでは?

じゃあこういう人に向けて最小限のところからマネタイズする方法を提示することができればそれなりに需要あるんじゃないかな?と。正直なところ需要があるのであればそれ向けのコンテンツ作ることもやぶさかではない。

あとは需要があればそこから「私が」稼ぐこともできるなぁという、そういう考えに至ったんです。

ですので、私のVTuber活動が軌道に乗って落ち着いてきたら、VTuber向けのセルフプロデュースHowToサイトでも作ってみよーっかなということを考えていたりします。需要あればちょこちょことここでもノウハウ放出していくのでご意見あればください。あ、今のところ連絡手段はTwitterくらいしか無いので、ここも整備しないとですね。


ちなみに私自身のVTuber始める目的としては「たまたま」だったりします。

まあ、厳密に言うと、ブログやYouTubeなどを副業的に展開できればということを考えていたところ、同居人がVTuberやるということを聞いてせっかくだから俺はこの赤の海原を選ぶぜとばかりに飛び込んでいくことにしたわけです。

正直VTuber業界はレッドオーシャンですがそれはたぶんVTuberVTuberした人たちの話であって、他のものを含めた掛け合わせ属性的にはまだまだ未開の地だと思ってます。

そういった算段もあってどうせならこっちやってみるかなーと思ってVTuberに方向転換したということです。まあ、ゆるゆるとやりますよ。

以上、櫻井眞尋でした。